サイン資材応援カタログVOL1-3
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Materials of neon signネオン資材現象○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○原因のチェックポイントこの方式は、あらかじめフィラメントを十分予熱してから放電を行わせるものです。スタータ(点灯管)式の点灯回路を図1に示します。1スイッチを入れて電圧を加えると2点灯管の3接点が閉じ、両方の4フィラメントに短絡電流が流れ、エミッター(電子放出物質)を予熱して電子が放出されます。やがて、点灯管の接点が開くと、その瞬間に5安定器から「インダクションキック電圧」と呼ばれる高電圧が両極間にかかり、蛍光ランプが点灯(始動)します。始動後は、ランプ電流による熱でエミッター(電子放出物質)が加熱され、電子が放出され続けます。電子点灯管では電子回路により、このスタータの働きを改善し、より短時間でランプが始動します。●光の量(1秒間に放射される光の総和)。ランプから放射される光の量をあらわすときに使用される。初特性 の全光束は白熱電球では0時間、蛍光ランプやHIDランプは100時間点灯後の光束が表示される。●光の強さ(ある方向の単位立体角内に放射される光の量)。「最大光度」というように用いられる。●光を受ける面の明るさ。照明設計の基本となるもので、場所ごと・作業ごとに、照度基準としてJIS規格が制 定されている。●ある方向から見た、ものの輝きの強さ(単位正射影面積より、ある方向に向かう光の強さ)。照度が単位面積 あたりにどれだけの光が到達しているのかを表すのに対し、輝度はその結果ある方向から見たときどれだ け明るく見えるかを表す。●電磁波の一周期の長さ。nmは1Mの10億分の1(10-9m)の長さを表す。●光源から出ている光が、どの方向にどれだけの強さで出ているのかを表す。●光源から放射している光を波長毎に分割・測定し、各波長の光がどの程度の量含まれているかを表す。●集光の程度を表す。光中心を挟んで最大光度の1/2の光度になる広がりの角度。●ビームの開きの範囲内の光束を表す。●反射形電球などの投光照明用ランプで、配光曲線上で最も大きな光度を最大光度で表す。蛍光ランプは放電によって発光します。点灯(始動)するためには、電極のフィラメントに予熱電流を流して高温になったエミッター(電子放出物質)から電子を放出させるとともに、電極間に高電圧をかける必要があります。その方式の違いにより、器具(安定器)とランプの構造が変わり、スタータ形とラピッドスタート形、そしてより効率の高い高周波点灯専用形に分かれます。図1.スタータ形点灯回路図2.ラピッドスタート形点灯回路光に関する用語配光特性に関する用語絶縁が悪いランプが割れるちらつきが出る点滅する暗い点灯するまでに時間がかかるランプの寿命が短い点灯しない蛍光ランプの点灯方式蛍光灯器具の故障と原因(1)スタータ形蛍光ランプの点灯原理と点灯回路スタータ形蛍光ランプは、スイッチを入れてからランプがつくまでに少し時間がかかりますが、ラピッドスタート形蛍光ランプはその名のとおりスイッチを入れると速やかに点灯するように改善された蛍光ランプです。ラピッドスタート形蛍光ランプは図2に示すような回路で使用されます。点線で示される1安定器が2電極の予熱と、点灯のための高電圧を発生し、蛍光灯器具の3近接導体の始動補助作用によって点灯します。このため点灯管などのスタータは不要になりますが、始動補助のための近接導体が必要で、この近接導体は器具が代用する場合と、ランプ自体に設けてある場合があります。(2)ラピッドスタート形蛍光ランプの点灯原理と点灯回路5安定器1安定器交流電源交流電源雑音防止コンデンサ2点灯管4フィラメント1スイッチ2電極3近接導体3接点蛍光ランプ蛍光ランプ○眼光源光束光度照度輝度対象物0°中心光度(最大光度)5010090°90°ビーム角1/2光度方向光度(%)ランプ用語電源がきていますか?電圧が低くありませんか?ランプ、グローはソケットに完全に装着されてますか?ランプ、グローが寿命(不良)ではありませんか?品種の誤りはありませんか?器具内配線のはずれはありませんか?リード線の地絡はありませんか?雑音防止用コンデンサーが短絡していませんか?温度が低くありませんか?温度が高くありませんか?湿度が高くありませんか?電源ヒューズが切れていませんか?電源が瞬間的に変動していませんか?123456789101112分光分布波  長輝  度照  度光  度光  束名  称単  位解  説lm(ルーメン)nm(ナノメートル)cd/m2(カンデラ毎平方メートル)lx(ルクス)cd(カンデラ)最大光度ビーム光束配光曲線ビームの開きlm(ルーメン)cd(カンデラ)度2電極4フィラメント72302点安定器電極の、点始動3接4フ

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