1301)加工材の前方では削れるが、徐々に削り量が減少する。●原因主軸より左側定盤が高い場合に起きる。●対策左側定盤を主軸と同一高さに下げる。2)加工材の後端でエグレや段落ちが起きると共に削り面が荒れる。●原因主軸より左側定盤が低い場合に起きる。●対策左側定盤を主軸と同一高さに上げる。●削りを一定にし、真っ直ぐに削るための調整法。 軽くて真っ直ぐな約400mm程度のテスト材を左側定盤へ乗せ、主軸から右へ約20〜30㎜出た状態にする。 ⇒主軸を手でゆっくりと回し、テスト材が刃先で送られて約3〜4㎜動くよう左側定盤を昇降させて合わせる。 =調整完了。 (刃先が微量左側定盤より上がるが、段落ちの無い刃先の出代)●主軸昇降式のサン・ダイヤプレーナーも同様の条件です。・主軸が円盤定盤より低い場合は1)の状態・刃物が円盤定盤より低い場合は2)の状態 円盤定盤を基準にダイヤルゲージ目盛を指針として刃物の高さ合わせを行って下さい。●手押し鉋盤は、主軸との高さ合わせが可能な左側定盤と削り代が調節できる右側定盤で構成され、加工材の歪み取りと真っ直ぐに削るための機械です。●主軸と左側定盤の高さが適切ではなく、差違がある場合は真っ直ぐに削れないばかりか段落ちや面荒れを起こす場合もあります。以下、真っ直ぐに削れない原因と対策です。左側定盤左定盤が主軸より低い左側定盤刃先でテスト材が3〜4㎜運ばれる左側定盤主軸主軸主軸左定盤が主軸より高い右側定盤右側定盤右側定盤主軸をゆっくり手で廻す削り代大途中が荒れる送材方向削り代小or削れない送材方向エグレや段落ち手押し鉋の加工でまっすぐに削れない資 料〈機械の困った!?〉
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